緊急告知(ってほどでもないですが)

来週月曜(7/24)を急遽クラシックデーとして、一日を通しクラシックのレコードをかけます。
当店のシステムで再生されるクラシック音楽に興味のおありの皆様、ぜひご来店ください。基本的に音源は店主の岳父である磐氏(店名の由来の人物)の遺品からセレクトいたします。通気の良い(=ボ〇い)木造家屋に保管されていたためカビの被害はありませんがさすがに50~60年物はちょっとやそっとの洗浄ではきれいにならず、本日せっかくの定休日を一日店にこもり悪戦苦闘しておりました。写真はエラート盤のヴィヴァルディ「グローリア」(ミシェル・コルボ指揮)ですが、録音にハズレなしのエラートなのにぱっとしない再生音をいぶかって針先をチェックしたところ、びっしりと真っ白い埃がついており道のりの遠さに唖然としております。一日かけ続けると9時間分の音源を確保する必要がありますが、この分だと時々CDをはさまざるを得ませんね。ジャンルは合唱付きの宗教音楽やドイツリートあたりを中心にセレクトしていく予定です。当店の、いかにも昭和のジャズ喫茶なシステムでクラシックかよとお思いでしょうが、ハンスホッターの冬の旅(1961年の日本グラモフォン盤)は重厚で説得力のある再生音です。また、音源は60年代から70年代の国内プレスが中心で、マニアさんは敬遠されるようですが、日本のエンジニアがえらいのかスタンパーが直輸入なのか、どっちにしても高品質な再生音を楽しんでいただけるかと思います(私の盤面清掃の責任大ですが)。
それでは皆様のご来店をお待ちしております。昼間から白ワインを手にクラシック音楽とは、ちょっとした極楽です。

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